大震災の2日後に定期的にうちの庭の手入れをしてくれている植木屋さんから
突然一本の電話がありました。
なんでも植木屋さんの妹の夫が福島原発で働いているのだけど、
大変なことが起こったようなので、自分たち(植木屋さん一家)は
広島に逃げます!と言ってきました。
放射能から逃げるのによりによってヒロシマとは….

おかげでうちの庭はすでにジャングル状態になっています。。。
つらつらと考えてみたのですが、3月11日以前に、放射線量を測定している
なんて話は耳にしたことはなかったですよね?
最近になってシーベルトやベクレルなどの単位を頻繁に聞くようになりました。
TVなどがマッチポンプ式に煽っている放射能汚染の風評被害の話も
以前はここまで大げさだったことはなかったかも?と思いました。
10年程前の東海村臨界事故のときは、ヨーロッパ滞在中の母が
そのニュースを聴き「シアラと一緒に逃げなさい!」と言ってました。
その頃から母は茨城産の野菜は買わないことにしていたようです。
内部被曝には注意しなければいけないと巷でさかんに言われてますが、
じつは原発事故以前に知らないうちに
内部被曝している可能性があるかも?
(特に13歳以上の人)という世にも恐ろしい話があります。
アメリカ合衆国、ロシア(ソ連)、英国、フランス、中国、インド、パキスタン
は1945年〜1998年の間に約2000回(内約500回が空中爆発)
にも及ぶ核実験をしています。ちなみに北朝鮮は2006年と2009年の2回
行っています。
中国の核実験の記事です。(怖いのでリンクにしました)
日本にいた多くの中国人が放射能を怖がって今回の地震後真っ先に中国へ
逃げ帰っていたけど大陸で過去に核実験していたことを全く知らされては
いなかったようです。
ロシア,中国や北朝鮮のある大陸からの風向きは日本に向いているので
逃げようがないですね〜

またインド産の汚染された茶葉を使った紅茶を英国経由で買って有り難くいただいて
いたかもしれないのです

ここである団塊の世代の方のブログを紹介します。
皮肉なことに、わたしが「世界はひとつ」と実感したのが二十五年前、
チェルノブイリ原発の事故のときでした。だって事故が起きて三日も
しないうちに、千葉県の野菜やミルクからセシウムやヨウ素が検出された
のですから・・・。もちろん千葉県だけの話ではなかったはずですが、
原子力発電を推進していた立場上、全国的な調査は行われず、国も
マスコミも多くを語らず、お茶を濁してしまったんですね。
そして間もなく、輸入品から原産国の表示が消え、輸出国だけが表示
されるようになったのも記憶に新しいところです。ウクライナはその年の
小麦を全量収穫しましたから、それは出荷する港を変えて世界中にばら
まかれ、わたしたちの口にも入っているはず。世界は平等に汚染される。
自分だけがきれいな水を飲み、きれいな空気を呼吸しようなんて望んで
はいけないし、望んでもできないことなんだ、と思ったものでした。
でも、原発事故はみんなが神経をとがらせているからまだいいんです。
データもある程度は公開されるので、対処のしようがあるからです。
それに人間だって生きものですから、不都合なものは排泄しながら、
しぶとく生き延びられるようにできている・・・。いちばんいい例が
わたしたち団塊の世代です。
わたしたちの世代は学校給食で、涙が出るほどまずい脱脂粉乳をずっと
飲まされ続けました。先生によっては残すのが許されるクラスもありまし
たが、たいてい無理矢理飲まされたものです。わたしは鼻をつまんで飲んで
いましたが、中には泣きながら飲んでいる女の子もいて、そういうミルクを
おれが飲んでやるという男の子は、みんなから英雄扱いされていたものです。
アメリカは当時、ネバダ州あたりの砂漠でさかんに核実験をやっていて、
その風下の草を食べた牛のミルクから、かなり高濃度の放射性物質が検出され
ていたそうな。当然、飲用にはできません。それをどうしたかというと、
脱脂粉乳に加工して敗戦国に押し売りしたのです。しかも子供に飲ませたの
ですからね。当然、パンの原料になる小麦粉も汚染されていたでしょうから、
広島、長崎に続く人体実験をやってくれちゃったわけ。
実験動物さながらのわたしたちは、しかし今の子供たちよりはるかに逞しく、
成人するや第二次ベビーブームを生み出し、一世代上の人たちが築きあげた
高度経済成長をちゃっかり受け継ぎ、バブル経済なんてものまで創出したの
です。ま、個人的には無縁でしたけどね。それが萎んで次世代にツケをま
わしておきながら、ゴキブリのように生き延びているのがこの世代です。
今、福島県内の小学校では校庭の砂が問題になっていますが、わたしたちの
体内被曝はそんな比ではなかったはずです。昔にくらべて癌の発症率は
たしかに増えていますけど、そのリスクはタバコが一身に引き受けてくれて
います。でも、各国の政府が本気になってすべての農産物と海産物を調査した
ら、放射性物質の検出されない食べものなんて皆無にひとしいはずです。
(記事全文)たくましく生き延びた団塊世代中心の困ったチャン政権のせいで日本がメチャクチャに
なりそうなんですが.....