2012年08月05日

ドイツがお手本 ?!

昨年の原発事故の後に住民がペットや家畜を置きざりにしたまま避難
させられた結果、置き去り数多くの動物たちが放射線のせいではなく
餓死してしまったことに怒りを覚えました。
チェルノブイリでは住民も家畜も一緒に避難したというのにです。
所詮日本でペットや家畜のような動物は反対運動のお題目に掲げられ
ている大切な『命』ではなく単なるモノとして扱われていることが
悲しいです。
うちの母は「なんでみんな犬や猫と一緒に車で避難しないのか?」
と言っていました。すぐ戻れるとタカをくくっていたとしか思えま
せん。たとえすぐに戻って来れるにしても出来る限り車で連れていく
べきですね。

話は変わりますが、東海村JCO臨界事故のときは実際に人が放射能で
亡くなっている上に住民が避難させられていました。
今回の事故のように放射線原因で亡くなった人は1人もいないにも
かかわらず人災とよばれるにまで発展してしまったのは何が違うのか?

震災等が起きたときに、以前は政府が官僚に指示をしてその官僚と
大企業が連携をとって対処していたため、今回と違って出来る限り
迅速な対応ができていたと考えられます。
ところが今回は当時の政権の政治主導の名の下、官僚の身動きが取れず
官庁からの通達が来ない?ため大企業が率先して対応に行っても通行
止めだったり一刻を争う状況下でかなりの時間ロスがあったと思います。
大きな混乱がある中でも出来るだけパニックにならないようにする
のが政府のやるべきことだと思うのですが....。

チェルノブイリの事故が起った後、ドイツではガイガーカウンターが
バカ売れして、脱原発の『緑の党』が躍進した経緯があります。
東海村のJCO事故が起った後も日本のドイツ人学校ではたしかガイガー
カウンターを支給して対処したという話をききました。
今回の震災後、原発事故被害の大げさなデマによって日本在住だった
多くのドイツ人が真っ先に逃げ帰ったとか....こういった話を聞くと
恐怖に煽られた時に同じ方向に向かって行くドイツ人の国民性という
ものがよくわかる話ですね..かの大戦が起る前も(ry.....)

日本人もけっこう似たような所があるのでドイツを見習って
脱原発に向かっていけるかどうかは、日本がアメリカから完全に
独立しているとは言えない状況なのでまだわかりませんが....。
たとえ日本だけがやめたところで他の国々(特に対岸の韓国)で
稼働している限り反対派の人たちの言う放射能の恐怖がなくなるこ
とは残念ながら永久にありえないことなのです。
それに稼働を止めた時点で直ちに安全になるわけではないことは
稼働していなかった4号機の事故を見ればわかると思います。
あと誤解してもらっては困るけれどドイツもイタリアも現在の所
原発稼働率0%というわけではないし、原発依存度80%のフランス
から電力を購入しているのだから国内の稼働が0になってもトータル
の原発依存度は減らないというか....。

話がかな〜り横にそれてしまったけど、真っ先にドイツを見習って
欲しい事は犬や猫の殺処分が0頭!というところです。
人間の身勝手により2008年に日本国内で殺処分された犬と猫の頭数は
年間約28万頭(うち猫は約20万頭)〜ガス室に送られたあと焼却処分
だそうです(涙)〜そういえばドイツはガス室には虎馬が......(ry..)

【参考】クリックしてみてね↓
ドイツからのレポート2009〜動物の殺処分0処分所0〜


いつでも里親募集中


posted by Cana at 19:35 | Comment(0) | Dogs
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